自動チューニング研究会 オープンアカデ​ミックセッション

日時 : 6 月 13 日(水)15:30~17:30
会場 : 東京大学 理学部 7 号館 214 教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_06_j.htm

15:30~16:30 : 平澤 将一 (東北大学 情報科学研究科)
「HPCアプリケーションのヘテロ対応リファクタリングを支援する開発ツールに向けて」
概要:
本発表においては、高度な最適化によりポータビリティを失うことが多い既存のHPCアプリケーションに対し、GPUに代表されるデータ並列アクセラレータを含む複合型スーパーコンピュータシステムでの実行、チューニングを可能とするリファクタリングを支援するツールについて構想を述べる。
支援ツールはEclipse IDEを中心に、ユーザと対話することで自動適応が困難なリファクタリング手法の適応を決定し、HPCアプリケーションのポータビリティ確保および性能チューニングを支援する。

16:30~17:30 :  片桐孝洋(東京大学情報基盤センター)
「数値計算ライブラリの技術開発ロードマップと自動チューニング技術の展開」
概要:
本発表では、戦略的高性能計算システム開発(SDHPC)(http://www.open-supercomputer.org/workshop/)の活動により2012年3月にまとめられた「今後のHPCI技術ロードマップ白書」において、数値計算ライブラリワーキンググループがまとめた技術ロードマップの内容を紹介する。この技術ロードマップに関連し、エクサスケールコンピューティングに向けて研究開発が行われている自動チューニング技術の最新技術動向と技術展望を紹介する。

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