日時: 2011年12月5日(月)10:00〜18:00
場所: 東京大学 小柴ホール(〒113-8654 文京区本郷7-3-1)

自動チューニングは,ソフトウェアに自らを最適化する機能を組み込むことにより,多様な環境において優れた性能を実現することを目指すパラダイムです. 神戸の理化学研究所計算科学機構に設置された「京コンピュータ」から,省電力と高性能の両立が重要な課題である携帯端末まで,あらゆる分野の情報処理に適用できる技術となるよう研究が進められています.

本シンポジウムは,自動チューニングに関係する科学研究費プロジェクトの合同で最新の研究成果と将来の研究展望をご報告いたします.

また,招待講演として,筑波大学櫻井鉄也先生による大規模並列向けの固有値解析ソフトウェア,九州大学南里豪志先生によるMPI通信ライブラリの最適化,高知工科大学松崎公紀先生によるスケルトンプログラミングのご講演をいただき,自動チューニングへのご期待やご要望を伺います.

また,パネル「エクサフロップス・コンピューティング実現に向けたシステム横断的課題に対する自動チューニング技術の貢献」で,エクサフロップスコンピューティング実現に向けた自動チューニング技術の討論を行います. 自動チューニングの基礎技術から自動チューニングの応用まで,ご興味のある多くの方のご参加をお願いいたします.

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